観戦記。
今年は8/16~8/18の3回戦・準々決勝の計12試合を観戦。8/16は天候が悪くて写真を撮っていないので8/17から。
毎年、球場近くに住む兄家族に居候させてもらっての観戦。昨年までは中央特別自由席の通し券を買って、開門時間の少し前に8号門前の列に並ぶようにしていたので大体5時半起きだったが、今年の夏はネット裏区画が指定席になったので、早く行く必要がない。7時起きで十分間に合う。これは一日中観戦して疲れた体にとって、非常にありがたい。この日はしっかり睡眠をとり7:20頃に出発した。

外野席に向かうお客さんと逆走して中央特別席の入場門へ向かう。指定席なのになぜか早歩きになってしまうのは長年の習性。

第一試合は近江vs常葉大菊川。すでに近江高校のノックが始まっていた。近江のユニフォームはテレビで見るよりも濃いブルー。

ABCの放送ブースも近く、解説が誰なのかが席からわかる。第一試合は帝京高校・前田監督。口癖は「あの~ですねぇ」

この9段目の後ろの通路が、日中日なたになるかどうかの境目。観戦仲間と手分けして買った席が6段目と10段目だったのだが、今日は高齢の父も観戦に加わるので10段目の方を譲ってもらった。

始球式は報徳学園OBの金村氏。筆者が生まれた1981年の第63回大会優勝投手だ。
第一試合は北村選手の4打席連続タイムリーヒットや林投手の快投により近江高校が圧勝。しかし9-1の最終回に登板したエース金城投手が常葉打線につかまり3失点を喫し、次戦以降の起用に不安を残すこととなった。これが翌日の金足農戦の終盤の投手起用に影響を及ぼした。常葉大菊川は、打てないときは大差であっさり負ける、お馴染みの負け方でさわやかに甲子園を去った。2回戦で完封勝利を挙げた漢人投手が、試合が決した後に登板することとなった起用法だけが残念だった。

常葉大菊川の選手はいつも楽しそうに試合をする。大差をつけられた最終回に伊藤選手が2ランホームランを放つとベンチを飛び出してお祭り騒ぎ。おそらく試合後高野連から厳重注意だろう。
第二試合は金足農vs横浜。優勝候補の一角・横浜高校を金足農が終盤に逆転して5-4で勝利。8回裏の大友選手の劇的な逆転スリーランホームランにはこの日一番の大歓声が上がった。吉田投手は、味方が逆転した直後の最終回に、この日最速の150kmを記録するなど三者三振の力投を見せ試合終了。今大会の主役の一人に躍り出た瞬間だった。

だんだんとお馴染み感が出てきた金足農業の全力校歌。ネット裏で見ていると選手の声がはっきりと聞こえてくる。

第2試合終了。金足農の選手が引き揚げ、下関国際の選手が入ってくる。目がチカチカする。

号泣しながら引き揚げる板川投手(一番右)、斎藤主将(中央)ら横浜ナイン。次のステージで頑張ってください。もっと良い監督に出会えるといいね。
第三試合は下関国際vs木更津総合。今日のカードの中では最も思い入れがないカードのため、時折球場内散歩をしながら観戦することに。主にいろんな席からの角度ごとの見え方を確認し、来年以降どのエリアで席をとるか考えるための情報収集をした。

一番後ろの段に設けられているペアシート。ふかふかの椅子にテーブル、モニターまでついている。もちろん1日中日陰で、更に後ろから浜風が吹き込んでくるため快適。当然競争率は高いだろう。

試合の熱気をより身近に感じたいなら、できるだけグラウンドレベルの席をとるべし。ただし、日中ほとんどの時間は日なたになるため、体力の消耗は半端ない。
そうこうしてたら第三試合は下関国際が鶴田投手の好投と堅守で木更津総合を下し、甲子園初勝利から一気にベスト8入りを果たした。
そして次はいよいよ第四試合、日大三vs龍谷大平安。初戦で甲子園通算100勝目を達成した平安が、京都府勢通算200勝目を狙う大一番だ。本日のメーンマッチ。

平安のお馴染み試合前ウォーミングアップ。美しい。
試合は日大三が二度リードするも平安が渋いヒットで追いつく展開。日大三の強力打線と層の厚い投手陣に対し、平安は小寺を中心にどうにか耐えているという展開だった。8回表の平安の攻撃、二死一二塁から内野安打の間に二塁走者松田が一気にホームをつくも好返球でタッチアウト。そしてその裏、二死満塁から痛恨の押し出し死球で日大三に決勝点を奪われた。

17時すぎになると内野席は完全に日陰になる。夕暮れの甲子園は美しい。

今大会の1回戦で甲子園通算100勝を達成した闘将・原田監督。子供のころから平安Tシャツで遊んでいたという筋金入りの平安ファンだ。ほしいぞ、平安Tシャツ。

大きな拍手の中、肩を落とし引き揚げる背番号1・小寺投手。本当によく投げた。ナイスピッチン!
第四試合が終わると、近くの居酒屋で観戦仲間と恒例の打ち上げを軽く行い、19時半頃兄の家に帰宅。選手も観客も応援団も完全に引き揚げ静かになった甲子園球場の脇を通って帰宅するのも、なんとも言えない贅沢だ。

明日のカードを改めて確認。第一試合がやばすぎる。今夜は眠れるだろうか。
18日(準々決勝)に続く。