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2018センバツ試合メモ 創成館2×-1智弁学園(3回戦)

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智弁学園 0010000000=1

創 成 館 0000000011×=2

(延長10回)

土壇場9回裏に追いついた創成館が、今大会初の延長となった10回二死無走者から3番松山が今大会初安打となる劇的サヨナラホームランを放ち、初のベスト8に進出。

■智弁学園・左向に試練

「取りましたぁ~ぁ落とした落とした!」というあの2010年夏、開星のセンター・本田の痛恨の落球と同じようなことが起きてしまった。智弁学園1点リードで迎えた最終回の創成館の攻撃。一死二三塁の逆転サヨナラのチャンスを作り、迎えるは創成館7番・平松。平松はセンターへの浅い飛球を放ち、タッチアップに備えて帰塁する三塁走者。智弁センターの左向は一度下がってからチャージし、キャッチしバックホーム・・・のはずが、打球は左向のグラブの先に当たり、芝生に弾んだ。呆然とする左向。あわててレフトがバックアップしてバックセカンドもセーフで、同点なお一死二三塁。智弁はサヨナラ負けの窮地に立たされた。

その後一死満塁から併殺でサヨナラのピンチを切り抜けた智弁学園だが、延長10回の裏、その左向に鋭い打球が続けざまに飛んでいく。

先頭峯が右中間を破りそうな当たりを放つと、これを左向は落下点に一直線に入り、背走しながら好捕。そして次打者杉原は左向の後方にこれまた鋭い当たり。これも左向が背走して、倒れこんでフェンスにぶつかりながらキャッチ。9回の守備のことがあるので、連続ファインプレーにも表情が固いままの左向。

しかし彼の2つのビッグプレーでピンチの芽を摘んだ。かに思えたが、野球の神様は無情だった。次打者松山のあたりはまたも左向の後方に高い飛球。杉原のときと同じように背走する左向、しかし今度は打球が左向の頭上を越え、スタンドイン。創成館が劇的なサヨナラホームランで準々決勝進出を決めた。

9回の守備について、智弁小坂監督はこの時間見づらくなるから気をつけろと言っていたようだが、風が舞っている球場上空、サヨナラのプレッシャーと諸条件が重なってしまったのだろう。2回のピンチにも超ファインプレーでチームを救っていた名手・左向には悔やんでも悔やみきれない1プレーとなってしまった。夏にまた頑張ってリベンジしてほしい。

■誤審による延長突入。創成館が勝って審判安堵(?)

創成館が9回に追いつき、なお一死満塁。創成館代打の埜川の打球は、ショートの前にフラフラっと上がる飛球、これを智弁ショート・畠山がノーバウンドでキャッチし、ツーアウト。と思ったらなんとバウンドしているという判定。当然創成館走者は皆ノーバウンドキャッチを確認したため帰塁しており、本塁、三塁と転送され併殺となった。この際、審判団は本塁・三塁と転送された際誰一人アウトと宣告することもなく、自信なさそうに送球を見届け、最終的には球審が智弁学園ナインにベンチに戻るように促した(つまり、ゲッツー、チェンジということ)熱戦に水を差す、実に微妙な判定とその後の振る舞いだった。(※当然「ただいまのプレーについて~」のあれはあったが、後から説明したらよいというものではない。)

創成館は確認を求めたが当然判定は覆らず、なんとも後味悪い展開で延長突入となった。NHKのリプレー映像では、ノーバウンドでキャッチする畠山の姿が映し出されていた。(地面スレスレに出したグラブの中で球が浮いていたので、それをバウンドと見間違えたのだろう)

智弁が勝っていたらまた面倒くさいことになっていただろうが、直後の10回にサヨナラ決着し、創成館が勝ったのは救いだった。審判団もホッとしているのではないか。

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