いよいよ1月25日に決定する今春のセンバツ出場校。
毎年出場校の予想が難しい地区があるが、今年の注目はなんといっても近畿だろう。
近畿大会ベスト8どまりだった、センバツ3連覇がかかる大阪桐蔭が出場なるかというのが最大の見どころだ。
旧チームが夏の大会の最終日まで戦い、かつスタメンだった選手が一人もいないという、金足農と並び全国で最も不利な状況で状況でスタートし、どうにか大阪府大会準優勝で近畿大会に出場するも、準々決勝で2年前のチームから打倒桐蔭に燃える智辯和歌山にとうとうリベンジされた。
スコアは2-5とボロ負けではなかったため、智辯和歌山がそのまま決勝に残るか準決勝で惜敗していたらすんなり選ばれただろうが、智辯和歌山が準決勝で明石商に0-12と5回コールド負けしたことで心証が悪くなり、状況がややこしくなった。
以下、大阪桐蔭にとって有利な点、不利な点をおさらい。
■有利な点
・期待される集客力。今年の大会は、来年ドラフト1位候補で出場が濃厚なのは星稜・奥川だけで、チームとしても有力校はその星稜、広陵、智辯和歌山らはいるが昨年と比べると全体的に地味な顔ぶれとなりそうだ。高野連としては当然、「次の100年」の最初の年、平成最後の甲子園ということで是が非でも大会を盛り上げなければならない。3連覇がかかる地元の人気チームは外しにくいだろう。
・ベスト8組の大阪桐蔭、市和歌山、福知山成美、報徳学園のいずれも同地区の高校がベスト4入りしており、地域性では全チーム同条件となる。
■不利な点
・報徳学園に4-0で勝った明石商が、大阪桐蔭に5-2で勝った智辯和歌山に12-0五回コールドで勝ったことによる心証の悪さ。
・大阪2位での近畿大会出場である点。大阪決勝で敗れた履正社(=近畿準決勝でコールド負け)との試合は力負けと言える内容だった。 ベスト8組では福知山成美が京都1位で出場。
・市和歌山が優勝した龍谷大平安にサヨナラ負けだったため、選出が濃厚。残るイスはあと1つという状況。
と、ここまで並べたが、筆者はなんだかんだ選ばれるのではと見ている。それほど「大会3連覇への挑戦」というのは貴重な話題である。ただでさえ集客が難しい春の大会、高野連もある程度大阪桐蔭の集客力に頼らざるを得ないのではないか。
運命の選考まであと5日。
【その他の注目点 】
・好投手宮城擁する興南の選出なるか。九州ベスト8ながら、優勝した筑陽学園にタイブレークの末0-1で敗退。九州は毎年ベスト4の4校が自動選出というケースが多いが、ベスト4組の中で比較的負け方が悪かった日章学園を「逆転」して選出なるか。
・創志学園・西の夏春連続出場なるか。中国大会では準決勝で優勝した広陵に0-7のコールド負け。ただし、大量失点した8回裏までは0-1の接戦を演じていたため、それがどう評価されるか。試合結果では同じく中国ベスト4の呉(米子東に5-6でタイブレークの末敗戦)、四国ベスト4の富岡西(準優勝の松山聖陵に3-5で敗戦)の方が評価されやすいだろう。