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観戦記 2019夏 千葉大会2回戦・習志野対安房

投稿日:2019年7月15日 更新日:

筆者の夏はほぼ毎年この試合から始まる。夏の千葉大会、習志野の初戦観戦。

昨夏の初戦はひどい目にあった。
http://kokyuroku.com/2018/07/15/kansenki-narashinosakura/
習志野対佐倉の2回戦。試合開始30分前に着いてみると券売機から伸びた長蛇の列、列、列。酷暑の中、結局50分並んでようやく入れた頃には2回だった。

そして今年の習志野はセンバツ準優勝で注目度も高い。昨年以上の客入りでは・・。同じ轍は踏むまいと昨年以上に早く行く、つもりだったが人間そうは簡単に行動を変えられない。7時というなんとも平凡な時間に横浜の家を出て、「私はパンを買いたい」という妻と子を京成大久保駅近くのパン屋前に下ろしたりしてると、結局メッセ横大駐車場に着いたのが試合開始15分前の8:45。

絶望的な気持ちで球場に向かうが、様子がおかしい。あれ、列がない。昨年あれだけうじゃうじゃ伸びて何重にも折り返していた列が全くないのだ。どういうことだろう。窓口の数も昨年と変わらないのに。
拍子抜けしながらあっさりチケットを買い、球場の中に入る。当然一階席は満席だろうと二階席に入るも、あれ?下にまだ空席がありそうだ。ネット裏も探せば空いているのでは?

結局ネット裏のとても良い席に座れた。ホクホク。

座れた。ラッキー。

一体なぜこんなにサクサク入れたのだろう。天気予報が小雨だったからか?習志野は選抜で見飽きたからだろうか。ともかく幸運だった。試合に集中しよう。

試合は安房の左腕・関根の立ち上がりが素晴らしかった。低めに変化球を集め、習志野のリードオフマン・好打者の根本を三球三振にとるなど的を絞らせない。高校野球ドットコムによると春の県大会での対戦(習志野8-1安房)では関根を含め安房の投手陣が12四球と崩れたようだが、独特の腕の振りから、低めのストライクに集める様子からは全く想像がつかない。

しかし習志野は自分たちで試合を動かしにいく。0-0で迎えた3回裏、内野安打の兼子を送りバントで二塁に進めると1番の根本はセーフティバント。楽に間に合うタイミングだったが、焦った関根投手が一塁に大暴投。習志野が先制した。続く小澤はセーフティバントの構えで揺さぶってからのツーベースで一死二三塁とすると、3番角田は初球スクイズ。ツーランスクイズ狙いで三塁をまわった小澤は本塁で憤死したが、第三野球部の1軍ばりのバント攻撃でいやらしく2点を先制した。

習志野は甲子園でも経験十分の先発山内が変化球をコースに散らしたかと思えば内側をまっすぐでピュッとえぐる投球で安房打線を手玉にとる。

緩急をつけた投球で相手打者を幻惑する山内投手

5回裏には二死二三塁から4番櫻井が右中間を破る2点タイムリーツーベースで追加点を挙げると、5番高橋、6番川嶋もタイムリーで続き一挙4得点。試合の大勢を決めた。

結局習志野は先発山内が6回を完ぺきな投球で零封。7回から二番手杉山も相手打線を抑えこむと、8回裏に角田がタイムリーを放ち7-0コールド。危なげない試合運びで初戦を突破した。

安房 00000000=0
習志野00204001×=7

恒例の、タオル広げて校歌。

さて、今年はどこまでいけるだろう、習志野。

2011年の夏甲子園出場以来、甲子園に届かないものの2013年、2015年、2017年と奇数年に決勝に進出しており、今年は「当たり年」である。昨秋の関東でベスト4に入り、甲子園がかかった試合(夏の県予選と秋の関東大会準々決勝)の連敗を5で止めたこのチームなら今年こそ、と期待を持って見てしまう。最大の山場はおそらく準決勝であたる木更津総合戦だろう。2013年、2017年と決勝で敗れた相手である。

今日は登板のなかった飯塚投手がやはりチームの浮沈のカギを握ると思うが、ぜひこの夏も気持ちで投げこんでほしい。

ウォーミングアップをする飯塚投手。今日は出番なく、受け取ったファールボールをボールボーイに思いきり投げつけたのが唯一の全力投球だった。

何はともあれ、習志野、甲子園まであと6つ。勝ち上がってたら次は日曜日の準々決勝(相手は成田かな?)を観戦しよう。



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