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センバツ出場校の公平な地区別割振を考える

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少し時間がたってしまった話だが、センバツ3連覇を狙う大阪桐蔭が今年のセンバツ出場校選考から漏れた。

前回の記事で筆者は、なんだかんだ言っても集客したい高野連は選ぶだろうと踏んでいたが、見事に外した。高野連は選考理由の説明で「集客は考えていない」とも言っていた。

では、近畿が6校出られるのはなぜなんだろう。高野連のダブルスタンダードに舌を巻きながらも、そのことをきっかけに「地区別の公平な出場校数ってどれくらいだろう」と思ったので、今回は地区ごとの出場校数をできるだけ公平にするとどういう割り振りになるのか考えたい。

今回は
①地区別の倍率(何校に1校出られる計算か)
②直近の全国大会での地区別成績を加味(ワールドカップ方式)
の2点、つまり高校数とその地区の実力・レベルに応じてできるだけ公平に割り振るという考え方で見たい。

※①については、都道府県ごとの有利不利を正確に出すには、(各地区大会出場枠数/都道府県大会出場校数)×(センバツ出場枠数/各地区大会出場校数)で出す必要があると思うが、そこまでやる元気はないので今回は地区ごとにざっくりと計算。

①は、現状は以下の通りである。校数は昨夏の出場校数で算出している。

地区夏の大会出場校数現状のセンバツ
出場枠
倍率(何校あたりに1校出られるか)
北海道1951195
東北3622181
関東7634.5170
東京2621.5175
北信越2912146
東海4262213
近畿540690
中国2682.5107
四国1562.562
九州5184130
合計378128135

数字上は近畿と四国が楽勝ゾーンと言える。四国が最も倍率が低く、 62校に1校出られる計算だ。逆に東海は213校に1校。東海地区の高校にとってセンバツはかなり狭き門だ。

これを、できるだけ地区ごとのバラつきをなくすと以下のようになる。

地区夏の大会出場校数割振案     倍率(何校あたりに1校出られるか)
北海道1951.5130
東北3622.5145
関東7635.5139
東京2622131
北信越2912146
東海4263142
近畿5404135
中国2682134
四国1561.5104
九州5184130
合計378128135

これでもまだ四国の倍率は低いが、1とすると逆に上がりすぎるので、これくらいが妥当か。

次に②直近の地区別成績の視点。昨夏の甲子園での各都道府県代表校の勝率は以下の通り。

地区代表校試合数代表校勝利数勝率      
北海道200%
東北12650%
関東19947%
東京7571%
北信越9444%
東海9444%
近畿211467%
中国9444%
四国10660%
九州12325%
合計1105550%

60%を超えている東京・近畿に0.5ポイントプラス、逆に振るわなかった北海道・九州に0.5ポイントマイナス とすると、以下のようになる。

地区割振案     現状差異
北海道110
東北2.520.5
関東5.54.51
東京2.51.51
北信越220
東海321
近畿4.56-1.5
中国22.5-0.5
四国1.52.5-1
九州3.54-0.5
合計28280

こんなもんだろう。

現状よりも東日本有利になるが、実際近年の甲子園の戦いぶりを見ているとこんなものだろう。

0.5きざみになっている東北、関東、東京、近畿、四国、九州の当落線上の6校の中から3校選ぶという考え方だ。

整った。これが最も公平な2019年センバツの出場校数割り振りではないか。

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